少し真面目なお話というか、たまにはニュースをみて思ったことでも少し。
観光地の渋滞対策 道路有料化を検討 国交省 | NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170907/k10011130331000.html
京都や鎌倉なんかの観光地の道路って、ものすごい混雑するんですよね。
そういった場所の混雑を解消する目的で、料金を徴収するかも、というお話。
京都の道は詳しくないので、何度か訪れたことのある鎌倉についてちょっと考えてみます。
観光地でお金を取るってシステム、もともと海外では似たような仕組みがあるみたいで、一部の都市社会学の学者なんかは結構話題に挙げていたみたいです。
私も在学中にそういった話をされた記憶があります。
有名なのはイギリスなんかでしょうか。温暖化と渋滞解消という名目で渋滞税というお金を徴収しています。そこそこ効果はあったみたいですが。
で、今回は鎌倉。お金を取るとしたら、若宮大路のある鎌倉の中の方とかですかね。
あとは、THE 湘南の海っていう感じの国道134号線辺りでしょうか。
特に問題なのは、後者ですかね。
通られたことのある方はご存知だと思うんですが毎度混んでるんですよ、あの道路。冗談抜きで毎度です。強いて言えば早朝と深夜がマシかなくらいで、それ以外は慢性的な渋滞が起こっています。
江ノ島を超えると車線も増えますし渋滞は解消されるんですが、そこまでの道。
鎌倉のちょうど前辺りは長い対面通行の道が続きます。
ここなんかを走る車から渋滞税を取るのはいい考えだと思います。さすがに今の混雑は異常でしかありません。
代わりとなる交通機関も、ないわけではありませんしね。
(江ノ電なんかは、あじさいシーズンには使えたもんじゃありませんが。
なんだよ乗るまでに40分とか・・・夢の国ですか・・・・)
ただ、そういったお金を払えない、または払いたくない層の人々も当然いるわけで。
そういった車がどこを通るのかという疑問が出てきます。
横浜横須賀方面から鎌倉近辺を通って江ノ島以降に抜ける道って、ほぼほぼないんですよ。
強いていうと、だいぶ上の方に国道1号線がある程度で、それ以外は鎌倉のほそぼそとしたくねくねとした道を通るしかないわけで。
そういった人たちにも公共交通機関を使えって言うのかもしれませんが、みんながみんな観光で通るわけでもありませんしね。
観光地、まして昔からの建築が多く残るエリアなので、高速道路などを今更作ることも不可能。とすれば、あの道を有料化するしか”道”は無いのかもしれません。