「まだ9月やろ。あ ほ く さ。」という指摘は置いておいて。
今日はハロウィンについてのお話。
どのハロウィンだよ。
ハロウィンって言っても、いろいろな形態、運営主体があるわけで。
今回話題にするのは、イベントとしての「日本流ハロウィン」について。
もっと簡単にいえば、渋谷に集まってやんややんやして騒ぐだけのハロウィンについて思うことのお話。
他のハロウィンも話題として挙げることはありましょうが、今回のメインはそれです。
なんか違和感
ハロウィン、ないしはそれに近い土日。
多くの人々が仮装、またはコスプレをして繁華街を占領する。
信号を渡りながらハイタッチしたり、ナンパしてお持ち帰りしたりと、楽しみ方は人それぞれだ。
これ、ハロウィンとしてはものすごい違和感ありません?
私は別に、
「ご近所さんまわって、「Trick or Treat!」って叫ぶのが至上!それ以外は認めん!」
っていうわけじゃないんです。
(望むべくは、そういうこじんまりとしたハロウィンなんですけどね。
今も米軍基地なんかに行くとそういう行事してるみたいですが。)
何が気に入らないか
「お前はリア充やパリピがギャーギャー騒ぐのが気に入らないのか」と聞かれれば、恐らくイエスに近いと思います。私は陰キャですし。
普通に騒ぐならいいんですよ、普通に。飲み屋でウェイウェイしたり、BBQしながら踊ったり騒いだりするのは。
人に迷惑をかけなければ、の話ですが。
まず一つはそこなんですよ。とりあえず仮装して多くの人が一同に集まる。
これ別に同じ目的でもって動く集団ではないんですよね。ただの群衆です。
当然コントロールなんて出来るわけ無く。その結果、電灯に登るおさるさんがいたり、DJポリスなるものが出動させられるハメになるわけです。
普通の人もいるわけですし、まずこの時点で迷惑なんですよ。
「ハロウィンしたくなければ来なければいい」というような事をおっしゃる方もいそうですが、本来逆ですよね。普通にしてるところに群衆が押しかけてきてるわけで。
その無秩序な集団がゴミをポイ捨てしたり、ハメを外しすぎたりとまた2次3次的な騒動を起こしていくわけで。
(これはハロウィンに限った話ではないですけどね。)
日本流ハロウィン()
日本人は昔から、何かを取り込んで日本流に改良することが得意だったと聞いています。加工貿易で儲けていた歴史もありますしね。
これは貿易や工業だけにかかわらず、文化の面でも発達していくことになるわけで。
ハロウィンもその一つだと思っています。
ただ、その実態はなんというか原典レイプというか。リスペクトのかけらもないというか。
楽しめればいいという方もいるでしょう。少なくとも私はそう思いません。
日本に取り込まれた結果。騒ぎたい人たちやグッズを売りたい人たち、そういった人々のいろんな思惑が、今のこのハロウィンを産んだのでしょう。
(正直、いろいろな店でハロウィン用の仮装が売られていますが、どのくらい需要があるんでしょうかね。)
バレンタインもそうなんですけど、変に企業が絡んでくるとこじれるイメージありますよね。
(ディズニーランド等ならまだしも、一般社会でそれをやるにはどうなんだ的なことを思うこともしばしば。)
陰キャの僻み
ここまで読んでくださった方はこう思うかもしれません。
「仮装も出来ず、そういったイベントを素直に楽しめない陰キャの僻みだ」、と。
実際そうです。自分でもひねくれたやつだなぁ、と思いながらこれを書いています。
本来、こういった好き嫌い、気に食わない云々の話は口には出しません。
そうしてまで貶める価値も必要もありませんから。時間の無駄です。
けれど、ブログでくらい。ブログなんだからこそ。
頭の中にあるもやもやや、思っていることを素直に書いた次第です。
自分の考えや主張を書いてまとめることは、無駄になるとは私は思いません。
家の前で待機をして、子供にお菓子をあげるくらいなら。
まだ陰キャの私でも出来るんですが。
そういったハロウィンが日本で広まることは、恐らくないんでしょうね。
私は1人でおとなしくチョコレートでも食べてます。