兼業Pのカタコト語録

デレマスの、エンタメのことや想いやもやもやを文字にする場所。

つい見返してしまうアニメ、のお話

 本日のネタはこれ。

お題「つい見返してしまうアニメ」

お題の製作者は私なのでマッチポンプ感が強いんですが、とりあえず書いていきましょうか。

 

 今回は、主に1年に2~3回。

休日に通しで見てしまうような、そんなアニメをご紹介します。

とはいえアニメには好き嫌いがあるので、”私のお気に入り”を何作か。

 

 

 月刊少女野崎くん

 無骨な男子高校生「野崎梅太郎」。

彼に恋をした女子高生「佐倉千代」は勇気を振り絞って告白するものの、何故か恋人ではなく少女マンガ家のアシスタントになったのでした…。

男子高校生でありながら人気少女マンガ家でもある野崎くんの日常を描く、少女マンガ家男子コメディー!! *1

 

 アニメとして放送されていたのは2014年の7月から9月まで。話数は12話となっています。

 

 あらすじからわかると思いますが、恋愛漫画に見せかけたコメディーです。

恋愛要素もあるにはありますが、主に登場人物が空回りしたり鈍感だったりするおかげでそこまでの進展はありません。

 
おすすめポイント

 この先紹介する作品にも共通するとは思いますが、登場人物が抜群に魅力的なんです。

いい意味で、みんながみんなキャラが立っていて、嫌いな子が居ない。

 

 月刊少女というタイトルとは裏腹に、少女漫画的要素はほとんどなかったりします、多分。なので、そういう作品が苦手な方も違和感なく見れると思います。

(少女漫画も読み慣れてるので、私の感覚が麻痺してるだけかもしれませんが。)

 

 また、この作品はプレスコ方式*2を採用しています。

 そのせいか、作品全体のテンポがかなり良い。掛け合いやボケとツッコミ。

そういったアニメに大事な要素を、かなり丁寧に処理している印象を受けます。

 

 登場人物に魅力があり、会話のテンポも◎。漫才を見る感覚で鑑賞することが出来る作品でもあります。

  

 オーイシマサヨシ氏が歌うOPも良曲なので是非。

 

君じゃなきゃダメみたい

君じゃなきゃダメみたい

 

 

 

 

 氷菓

  省エネを信条とする高校一年生、折木奉太郎は、ひょんなことから廃部寸前のクラブ「古典部」入部することに。

 「古典部」で出会った好奇心旺盛なヒロイン、千反田える

中学からの腐れ縁、伊原摩耶花福部里志

 彼ら4人が神山高校を舞台に、数々の事件を推理していく青春学園ミステリ。

 

 アニメとして放送されていたのは2012年の4月から9月まで。話数は本編とOVAの合計で23話となっています。

 

 ミステリです。しかも推理ものです。昨今流行りの、”人が死なないミステリ*3”の人気作の一つですね。

 主人公が高校生なので、そこもとっつきやすさの一つではないかな、と。

おすすめポイント

 まずは、主人公達4人のキャラクター。これがものすごく良い。

みな、それぞれ自分の芯がしっかりとしています。

試合でボコボコにされたからといって一発で惚れるどこかのヒロインとは、わけが違います。

 

 自分の立場、スタンスをしっかりとした上で発言する主人公たち。 

だからこそ、メンバー内で意見の対立が起きることもあります。

ですが、それを乗り越えていく様を見るのがまた面白いわけで。

 

 また、物語自体もレベルが高いです。推理の内容ではなく、全体の流れが。

人の思惑というか、心の動きの描き方が上手いんだと思います。

 

 アニメ制作会社は安定の京都アニメーション

影の付け方や立ち位置などの演出の凝り方が非常にすばらしい会社でもあります。

 

 質の高いアニメーションによって描かれる、青春ミステリ。

気がついたらどっぷり沼に使っていることでしょう。

 

  Choucho氏が歌うOPもまた素晴らしい。音ゲーにも収録されています。

優しさの理由

優しさの理由

 

 

 

甘城ブリリアントパーク

 謎の美少女転校生・千斗いすずから強引に遊園地デートの誘いを受けた可児江西也。

わけもわからず連れてこられたのは、さびれたアトラクション、ダメダメなサービスの日本一残念な遊園地・甘城ブリリアントパーク

その支配人だという”本物の”お姫様・ラティファに引き合わされた西也は、なぜか突然、閉園の危機にあるパークの再建を託されてしまう。

そして、そこはただの遊園地ではなく―――!?

 

 アニメで放送されていたのは2014年の10月から12月まで。話数は本編と未放送含めて14話。

 

 制作会社はまたしても京都アニメーションです。

京アニは好きですが、別に贔屓しているわけでは(ry。

 

 遊園地を舞台にしたちょっとだけ珍しいお話。

デートとかの舞台装置として登場することはあるんですが、そこが中心になって話が進行していくのってあまりないですよね。

ラノベの宿命というかなんというか、大体は学校ですしね。

 

 おススメポイント

 ストーリーは簡単に言うと、アニメ版”プロジェクトX”。

落ちぶれたダメパークに活気を取り戻していくので、

成功物語として見ていてとても楽しいんですよね。

 

 わくわくするのもありますし、「あー!ハラハラするー!」といったシーンもなんどもあります。

そのたびに、いろいろな知恵や伝手を使って解決していくのは、見ていてスカッとするんですよね。

 

 そして、やっぱり外せないのは魅力的な登場人物達。

ぶっちゃけ、上の2つのアニメに比べて一癖も二癖も強い人物ばかりです。

どうしようもないクズもいれば、聖人みたいな人もいて。

どうも訳ありな人もいれば、そもそも人かどうかすら怪しいなんてこともある。 

 

ただ、いろいろな意味で”バラバラだった人たち”が、問題解決のために動いていく。

見ていて面白いんですよねぇ。

 

  OPテーマは、創聖のアクエリオンなどでで有名なAKINO with bless4

正直、今でも好きな曲の上位に来るくらいには聞いています。

元気の出る爽快な一曲です。

 

エクストラ・マジック・アワー

エクストラ・マジック・アワー

 

 

EXTRA MAGIC HOUR [International Edition]

EXTRA MAGIC HOUR [International Edition]

 

 

 

最後に

本当はこの他に

ヨルムンガンド

魔法科高校の劣等生

 

なんかも紹介しようと思ったのですが、長くなりそうなのでまた別の機会に。

 

さて、野崎くんの英語版でも見てみますか・・・

*1:ガンガンONLINE 月刊少女野崎くん あらすじ より

*2:絵に声をつけるのではなく、声を先に録った後に絵をつける。ゴールデンエッグスなんかもこんな感じだった気がします。

*3:命名