今回は、この間みたニュースで気になったものがあったので、それについてちょいちょいと。
ニュースはこれ、
クールジャパンってやつですね。(クール・ジャッパーンかな?(すっとぼけ
よろしければお付き合いください。
今回のニュース、簡単に言うと
「クールジャパン戦略ので、海外に日本文化を知るお店とか日本企業とかにいろいろと投資してたけど、もれなくほぼほぼ全損だったよ」
的な感じ。
海外へ日本の魅力を発信しようと盛り上げようとしてきたクールジャパンが、結果として見事にクールジャパン(笑)になったわけで。
官製、というかこっちから押し売りしてくるクールさに外国人は寄り付かないと思うんだけど、そこら辺どうなんだろ。
そもそもこの計画、情報発信して、海外展開して、そこから国内に利益を云々って流れみたいなんだよね。これおかしいよね。
クールジャパン戦略について : 知的財産戦略推進事務局 クールジャパン戦略 - 内閣府
詳しくはこれを見てほしいんだけども。
あっちは自分から、自分の持ってるイメージの”クールジャパン”を探しに来るんだと思うんだよね。
だから忍者と芸者とハラキリ見たきゃ京都に行くだろうし、メイドさんを見たけりゃ秋葉に来る。
正直言って、「今でも侍がいる」って勘違いすら観光資源になりうると思うんだけど。
でも政府はそうは思ってないらしくて、これが日本のいいところ!これが日本産!これが日本のアニメ!とどんどん推していく。
でも、外人がそれを好きになった時、その内情とか実情を知ってまで好きでいられますかね?と思うこともある。
アニメの制作現場とかブラックじゃないですか。お金もそこまでもらえないし。
伝統工芸だって、後継者問題とかいろいろとあるし。
でも、クールジャパン戦略を見ると、どうもそうした問題は最後の方にやればいいやみたいな感じに見える。
外へ外への前に、中の問題をどうにかしないとダメなんじゃないかなぁ。
今はネットもあるから、そういう悪い情報もどんどん外へ出ていく。
まずは中をどうにかしないと。アニメも、伝統工芸も。下手したら日本らしさもどんどん消えて行くよ。と私は思ってるんだけどどうなんですかね?