音楽とは、決して耳ざわりであってはならない。
むしろ耳を満足させ楽しみを与える、つまり常に「音楽」でなくてはならない。
Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
音楽は、それだけで何かを語るものだ。
Miles Dewey Davis Ⅲ(1926-1991)
どうも、青葉飛鳥です。
今回は音楽の話。
先日、友人が参加する吹奏楽団のコンサートへ行きまして。
その時に思ったことなんかをまとめようかなと。
よろしければ最後までお付き合いください。
吹奏楽の演奏会に行ったよ。
というわけで先日。友人が出演する演奏会を聞きに行ってまいりました。
こういった演奏会は、少し前のオータムリーフ管弦楽団*1以来なので、かなりわくわくしていました。
彼らは吹奏楽団といっても決してプロというわけではなく。
いろいろな人々の”音楽が好き”という名の下に結成された楽団のようです。
友人が担当する楽器はトランペット。金管の中でも華形の楽器。
演目は、真面目な楽曲から、吹奏楽ならではの曲。そしてディズニーまで。
広いジャンルの曲を演奏していました。
心地よい音色
まず思ったのは、いいなぁ。という感想。賞賛の方の”いいなぁ”です。
その楽団は、上にも書いたけれどプロではありません。
あくまでもアマチュアの集まりなわけです。
でも、特に目立ったミスも無く、音程も乱れず、音色もとても綺麗に響いていました。
私と同行者が寝てしまうレベルで。*2
とはいえ、最初に書いたとおり。
「音楽」っていうのは耳を満足させ楽しませるものなわけで。
そう考えると、彼らの演奏は私の耳を不快にさせるどころか、
幸せな音を鳴らし続けていたことになります。
姿勢、表情、気持ち
そして聞いていて、彼らの演奏を見ていて気になった点がもう一つ。
それがこの、姿勢、表情、気持ちです。
音楽に臨む姿勢や気持ちなんかのことです。
真剣にやっているんです、とても。
だから、しっかりとキメるところでは空気がぴりっとする。こっちまで引き込まれる。そんな演奏が出来るんだと思います。
そして表情。緊迫したムードの時はともかく、楽しい曲なんかでは明るい表情をしていたような気がします。団長のMCの時なんかも楽しそうにしてましたしね。
そして気持ち。これは、私の友人が演奏しながら泣いていて思ったことです。
やっぱりみんな、音楽が好きなんだなぁって。
好きでこそ音楽だよね、と改めて思わされました。
このご時世、音楽に関するニュースは明るいものばかりではありません。
体罰やら、部活の話やら。暗いニュースのほうが耳に入ってくることが多い気がします。
吹奏楽をテーマにしたアニメですら、様々な問題で部内が暗くなることもしばしばありました。
だからこそ。こんな今だからこそ。音楽を好きで続けていられる彼らが、とてもまぶしく見えました。
”ナマ”の迫力
ビールのことではないです、はい。
やっぱり、”目の前で実際にやっている”っていうのはすごい迫力があるんですよ。
映像なんかじゃ伝わらない、ものすごい熱量が直に来るというか。
遊園地のショーなんかでもそうなんだけれど、近くで見ると迫力があることってありますよね。
ああいうのって、単に画的にすごいんじゃなくて、その人の持つエネルギーを直に浴びてるからそう思うんじゃないかなぁとか、最近思ってます。
そんなわけで私は、ライブとかミュージカルとか演劇とか、そういった類のものが大好きだったりします。*3
音楽。それは気持ちを音に乗せることでもあります。
そんな演奏から、エネルギーが伝わってこないはずがないわけで。
最後に
久しぶりの生演奏で、まずはとても楽しかったです。(小並感)
ましてや、友人が出る演奏会でもあったので。余計にテンションが上がりました。*4
そして、力のこもった演奏から、いろいろなことを考えさせられました。
やっぱり、音楽って楽しいね。
そんなことを思った、飛鳥なのでした。
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