兼業Pのカタコト語録

デレマスの、エンタメのことや想いやもやもやを文字にする場所。

ウイスキーの目覚め、のお話

どうも、青葉飛鳥です。

 

  ここ最近寒い日が続きますが、皆様はお元気でしょうか?

私はと言えば、風邪を引くか引かないかの境界線をえっちらおっちらしている次第であります。

 

 閑話休題

 

 今回は、ウイスキーの目覚め』のお話。(Whisky Awaken... ) 

どんな話かと言えば、

どうやって私がウイスキーの美味しさに目覚め、今に至るかという。そんな自分語り。

 

 初心者の方や、これからウイスキーに手を出したいという人のヒントになるかもしれないし、ならないかもしれないですが。

 

 最後までお付き合いいただければ幸いです。

 

 

 

 

 

ウイスキーに目覚める以前の話

 ウイスキーにハマる前。私が主に飲んでいたのは、チューハイや梅酒なんか甘いお酒。

ビールや日本酒は付き合いで1~2杯飲むことはあっても、それをメインに何本も飲むということはしていませんでした。

 

と言うか私、そもそもとしてお酒に弱いんですよ。(詳しくはこの辺をどうぞ。)

hottoplatt.hateblo.jp

なので、そもそも量を飲んだりしなかったんです。

 

とは言え、お酒全般に興味はありました。

当然、ウイスキーにも興味はあったんですが…。

 

 

初めてのウイスキーは、クソみたいにまずかった

 ウイスキーを語る上でかかせない、アクワイアードテイスト』。

後天的味覚と言われるこれは、

嫌いだった食べ物を食べ続けたり、年を取っていくうちに食べられるようになる感覚のこと。

 

 これが訓練されていないうちは、ウイスキーを美味しく感じることは難しい。

 

そして私は、その経験値がほぼ0の状態で、比較的安めの酒を飲んだのである。

 

 *1

 

 まぁこれが笑うほどにクソまずい。

ただただアルコールの刺激が舌の上を支配し、独特の苦みのような香りが口の中を蹂躙する。

はっきり言って、飲めたものではない。

 

 その時の私は、その一口でウイスキーに挑戦し続けることをやめたのだ。*2

 

転機は、上司に飲ませてもらった『ブラントン』

 そこから、ウイスキーに触れることなく数年が経過したときのこと。

繁忙期のお疲れ様会ということで、アルバイト先の上司にバーに連れて行かれたのだ。

 

 そこで私はもちろんカクテルなんかを注文したのだけれど、

その上司が注文していたのがウイスキー”ブラントン”だった。

ブラントン 巾着袋付き 46.5度 750ml [正規品]

  

 そこで、私は上司にそのウイスキーを一口もらうことになる。

そして驚いた。

 

「あれ?ウイスキーってこんなに美味かったっけ?」

 

 

 とはいえ、目が飛び出るほどに美味しく感じたわけではない。

それでも、私のウイスキースイッチ*3をONにするのに充分だった。

 

 

その後の調べてわかったこと

 「もしかして、ウイスキーって美味いんじゃないか?」という希望的観測の元、

自分なりにウイスキーについて調べ始めた。

 

そして、ウイスキーに関する幾つかの事実にたどり着くのである。

ウイスキーは、はじめから美味しいと感じるのが簡単ではない

ウイスキーにも、飲みやすいものとそうでない物がある

・飲み方によっても味が変わる。

 

この中でもウイスキー初心者にとって特に大事なのは、2つ目の項目だと思う。

 

つまるところ、数年前の私はそもそもとして比較的飲みにくい*4モノに手を出し、見事撃沈したというわけだ。

 

 そしてそれ以降、私はとりあえず”ネットで飲みやすいと言われている酒”からどんどんと試していくことにしたのである。

 

 

大当たりだった銘柄

 まず私が手を出したのは、安価なミニボトル等だった。

ミニボトルというのは、通常の大きいボトルの十数分の一以下の容量のもので。

とりあえずお試しで飲んでみるにはちょうどいいサイズのものだ。

 

 (容量にご注目。)

 

 ミニボトルは種類がそこまで多くなく、手に入りにくいものもあるが。

その中でも、当たりの銘柄を見つけることができた。

 

それが、マッカランである。(間違えてもマッケランではない。あの俳優さん好き。)

 

( 写真は兄弟銘柄のもの。)

 

 これがまたマイルドで飲みやすく、香りもいい。

アルコールが強いわけでもない。大当たりだった。

 

 そしてもう一つ。ミニボトルで入手可能な、山崎12年である。

サントリー 山崎12年 ミニチュア 50ML 1本

サントリー 山崎12年 ミニチュア 50ML 1本

 

 

 こちらも、比較的まろやかで飲みやすく。

テイストも甘めで、初心者には優しいと感じた。

 

 この2つから私は、

「スコッチもしくはジャパニーズウイスキーなら、飲みやすく美味しい銘柄が多いのではないだろうか?」

と考えたのだ。

 

もちろん、ジャパニーズやスコッチ以外にも美味しいウイスキーはある。

ただ、”初心者向けの飲みやすさ”で言えば、多くの人がこの2つに軍配をあげるだろう。

 

 こうして私は、バーや酒場などでジャパニーズウイスキーの有名所を片っ端から飲んでいくことになるのだけれど、その過程でとあることに気がついた。

 

 

初心者には、熟成年数の長いモノをおすすめしよう

 一般的にウイスキーというのは、熟成年数が長いほどアルコールが飛び。

それ故に独特の刺激なんかが消えて飲みやすくなると言われている。

 

例えば、ノンエイジ*5と21年熟成となれば、当然後者のほうがまろやかになり飲みやすくなると言える。

 

 とはいえ、これも絶対的なものではなく。価格があがったり、お酒の個性がより強くなることで、飲みにくいと感じる場合もある。

 

とはいえ、やっぱり熟成年数が長いもののほうが、個人的には飲みやすく感じる。

 

 

 なので、もしこれからウイスキーを飲み始めたいという人がいれば。

知り合いの人などとバーに行った時は、年数が長いものを注文してみるといいかもしれない。

 

 コスパでいうなら、竹鶴21年なんかがおすすめだろうか。

竹鶴21年ピュアモルト 700ml

 

まろやかで、濃厚な香味を楽しむことが出来るはずだ。

 

 もし、お金に余裕があって。初めてのウイスキーは豪華な体験がしたいというのであれば。

サントリー シングルモルト ウイスキー 山崎18年 700ml

山崎の18年なんかを選ぶのもいいかもしれない。

 

 

最後に

 といろいろと書いてきたけれど。

結局大事なのは、”自分が好きなボトルに出会えるか”と、”回数を飲むこと”

という面が大きいんじゃないかと思う。

 

ただ、この2つは相互作用していて。早めに好きな味がわかれば、飲む回数も減るかもしれないし、多く飲んでいれば、早めに好きな味がわかるかもしれない。

 

 まずは、一歩踏み出すことから始めてみたらいいのかもしれない。

私みたいに、コンビニに売っている安い銘柄にとりあえず手を出し、

爆死してみるのも始まりとしては面白いかもしれない。

 

 ウイスキーが好きな人が増えればいいなぁと。

そんなことを思った私でした。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

よろしければ、読者登録やブックマーク等していただけますと幸いです。

このエントリーをはてなブックマークに追加

 

 

 

*1:ちなみに、その時飲んだのがこれ。今となっては、コスパに優れたいいお酒なのだけれど…

*2:もっとも、当時からアクワイアードテイストの概念を知っていればまた違ったのかもしれないが。

*3:何だそれ

*4:といっても、美味しくないというわけではない。飲みなれてくれば、それはそれで”味”というか個性というか。そういった物に感じられるからだ。

*5:いろいろな熟成年数の原酒をブレンドしたもの。