どうも、青葉飛鳥です。
ここ数日は、身内がインフルだったりペットを病院につれていったり。いろいろとありましたが私はげんきです。
さて、今回は某アイドルのロリコンネタに関するお話。
お話というか、その話題についての個人的な意見のまとめみたいになる予定です。
厳しい意見や批判も出てくるとは思いますが、よろしければ最後までお付き合いください。
ことの発端
ちょうど1~2日前でしょうか。はてなブログにある投稿がなされました。
簡単に説明すると、「ある界隈から足を洗った。」的なもの。
その界隈ってのがアイドルマスターシリーズのことなんですが。
その記事内にはそれに至る経緯として、ある事件のことが書かれているんですね。
もともと、中の人がそういった属性持ちだったのだけれど。
それが公式へと逆輸入され、その担当キャラも同じようなキャラ付けがされてしまった。
ただ、声優本人はそれを快く思っておらず、遠回しにやめてほしいという旨の発言を行った。
ちなみに、公式がしばらくおとなしくなったあとも、P*1の悪ノリがあったり・・・
というもの。
これに関して、Twitterでも「やっぱりこのネタおかしいんじゃない?」
「私は良くないと思う」的なツイートがポストされたりと、じわじわと燃えている様子。
ぶっちゃけ、この界隈内では大分前からネタにされてはいたことなんですが。
該当ブログの影響か、また再熱したといった感じですかね。
公式の是非
公式がロリコンに取られかねない発言*2を実装したのは、ちょっと迂闊だったのかなと。そう思わざるを得ない。
アイマスシリーズには、”伝統的な”逆輸入というシステムがある。
これは、中の人の好物や行動などがキャラに反映されるというもので、アイマスシリーズではお決まりのネタになっている。
けれど、”ロリコン”って要素ってどうなのよ?と思うわけだ。
自分がイメージするアイドル像と、実装された要素が違うことなんてのはよくあることで、それはアイマスに限ったことではない。
自分のイメージは自分だけのもので、それで一喜一憂するのは別に好きにして下さいという感じさえある。*3
しかし、そんな公式要素の中でも”ちょっと流石にこれはマズイんじゃないか”みたいなものってあると思うのだ。
普通に考えれば、ロリコンという言葉にプラスなイメージはない。
いってしまえば、単なる性癖で。実際手を出さなければなんの問題でもない。*4
が、これはロリコンに理解のある、というかその世界に足を突っ込んだ人間だから出来る発言であって。
世間が”ロリコン”と聞けばどんなイメージを抱くか。想像に難くないだろう。
そういった物をストップ出来なかったのは、公式の非だと考える。
二次創作、Pの悪ノリ
この問題が表面化したことの一つに、楽曲投票がある。
「とある曲を、どのアイドルに歌って欲しいか」という旨の投票で、
そのアイドルは該当楽曲で一位を取るのである。
その楽曲というのは、いわゆる子供達で構成された楽曲であり。
投票した多くのPの頭に、このアイドルはロリコンというイメージがあったのかもしれない。
はっきりいって、
そうしたイメージや二次創作を止めることは誰にもできないと私は思う。
公式見解ならまだしも、各々の意見を別の人が「不快だから」とか「公式と違うから」という理由で淘汰することはできないのだ。
その人がどう考えようが、それをどう表現しようと自由だからだ。
こういう時に、嫌なら見なければいいという言葉を使うのだろうか。
少なくとも、それは今の時代にはさして難しいことではない。
ただ、今回の問題は少し別で。
二次創作界隈での悪ノリを、公式に持ち込んだという点にある。
「中の人が嫌がっている」「公式がそのネタを投下しなくなった。」
公式を盾にするのは好きではないが、そのあたりは我々にも配慮が求められていたはずだ。
いうなればマナーの問題。ルールではない。
本来ならば、上で書いたように誰かの思想を誰かが止めることはできない。
とはいえ、その作品を愛して見ているのであれば、これは嫌なら見るなの問題ではすまないのだ。
ファン側もまた、もうちょっとだけ考えられたのではないだろうか。
もっとも、情報の共有や注意喚起が進んでいなければ難しい問題ではあるけれど。
此処から先、私の個人的見解
正直、今回のこれってなんか騒ぎ過ぎかなぁって思う所があったり。
Twitterで「こういうことがあったんですよ」って発信というか注意喚起をしている人。その人の熱意というか、愛というか。すごいなぁって思うんだけど。
でもこれって、いくら衆知してもなくならないような問題なんじゃないかなぁと。
何がいいたいかって言うと、ステレオタイプのお話。
このアイドルマスターシンデレラガールズっていう作品、183人もアイドルがいるんですよ。
でね、その全てのアイドルに関して
・どんなキャラか
・中の人含めどんな扱いをされているか
・何がタブーなのか
って知るのってそういう根気のいる作業なんですよ。
「知る努力をしないお前が悪い」という意見もあるかもしれない。大いに結構。
でもね、みんながあなたを同じような努力をするとも限らないし、
そもそもしないことが悪ではないんですよ。
そういった現状で、TwitterやPIXIVなんかのSNSで入ってくる情報といえば、
結構ステレオタイプ化されたアイドル像だったりするんですよ。
ぶっちゃけた話、
公式以外のユーザーが発信するアイドルの情報ってなにかしら混ざりものがあるといってもいい。
それは自分の思う理想のアイドル像だったり、他の人の二次創作の情報だったり。
まぁいろんなものが混ざってくる。
としたらばね。
やっぱり、ネタになるというか”面白い”情報の方がより多く流れ続けるんじゃないかと。
たとえば、私の担当アイドルは、
”邪魔者は容赦なく消す、Pと二人でいられればそれでいい”みたいなイメージもあると思うんですよ。
でも、担当の私からすれば、”ちょっと愛の深いドジなところのあるいい子”になるんですね。
はっきり言うと、後者なんてほぼ全部のアイドルに該当する可能性があるんですよ。
そういう意味でも、より面白いネタや、より尖ったネタが多くの人の目に触れるのは仕方のないことなのかなと。
自分のアイドルをそういう目で見られるのは許せるのか?
お読みの中に、「自分の担当アイドルがそういうネタで見られたら気に食わないんじゃないか?」と思う人がいるかもしれません。
私の回答は、それはそれで構わない。です。
もちろん、解釈の違いでもやっとすることもありますし、
「あー、この◯◯はないわー」なんてネタで言ったりしますが。
でもそれは、仕方のないことであり、当然のことであり。
上でも書いたように、一人ひとりのアイドルに対する解釈って違うわけです。
そんなかで、いちいち「なんで◯◯を~って書くんだよ」とかって大きな声をあげたり喧嘩を売るのは不毛だな、と。
もちろん、「◯◯ちゃんは~な子なんだよ」とお話することもありますが、
それで相手方を改宗させたいわけではなく。
あくまで、「私はこう思っている。」くらいの主張でしかありません。
諦めてるととられるかもしれませんが、それはそれで構いません。
少なくとも、私はそう考えているという話です。
〆
一人ひとりにアイドル像がある以上。
ある人はカリスマ、ある人はロリコン、と。そういった解釈が生まれるのは致し方ないのかもしれません。
とはいえ、「その子は本当は~なんだよ」と優しく教えてあげるというか、
そうやって接することに意義がないわけではないと思います。
今回は実際、中の人が若干迷惑していて公式に抗議云々という話もありますし、そうした活動が無駄になるとは思えません。
ただ、*5正解がないお話なので。
そこだけは、妥協点なのかもしれません。
さて、今後どうなっていくんでしょうかね。このネタ。