どうも、大分というか相当お久しぶりです。
青葉飛鳥です。
生活環境がガラっと変わって。いろいろと忙殺されていまして。
さて、話は変わって。今回は20日に公開されたばかりの映画、
『レディ・プレイヤー1*1』の感想についてのお話。
ネタバレはなるべくしないようにします。
よろしければ、最後までお付き合い下さいませ。
監督は、”あの”スティーブン・スピルバーグ
今作の監督は、あのスティーブン・スピルバーグ。
監督作品としては、
『ジョーズ』『未知との遭遇』『E.T.』『ジュラシック・パーク』『A.I.』などが。
↑サメ映画の原点にして頂点。脚本製作のお手本にもなる名作。
↑ネタだけが独り歩きしている印象があるが、名作。泣ける。
製作総指揮としては、
『BTTF*2シリーズ*3』『グレムリン』『キャスパー』など。
↑特におすすめ。あと、できればレディ・プレイヤー1を見る前にはこちらのシリーズを見るのが望ましい。というか見て。
↑ギズモカワイイヤッター
Twitterでは、「名作しか作れない男」とも言われているけれど、
それも納得のラインナップである。
そんな彼が放ったのは、
VRゲームの世界を舞台したアドベンチャームービーだったのだ。
世紀のお祭り映画
今作はゲーム世界が舞台になるということで、様々な作品のキャラクターが登場する。
それは本編内で、「ここは思ったことが全て実現できる場所」という語りで紹介されていることも関係している。
例えば、
オーバーウォッチのトレーサーなどのスキンが売られていたり。
アイアン・ジャイアントを操縦することが出来たり。
デロリアンや金田のバイクでレースに参加したり。
と、様々な年代の様々な作品からゲストキャラ*4が参戦しているのである。
この時点でゲーマーや映画ファンなら感涙ものなのだけど、本編には更にやべーやつがたくさん出てくるので詳しくは見てのお楽しみということで。
リアルとバーチャル。2つの世界で同時進行する物語
今作は、ソードアート・オンラインのアインクラッド編*5のように、
ストーリーほぼすべてがVR世界で進行するというわけではない。
現実世界においても、主人公達は危機にさらされ、
またゲームクリアのための活路を見出していくことになる。
例えば、本作のVRシステムは身体を動かすシステムなので。
ゲーム内で転べばリアルでも転ぶし、銃を振り回せばリアルの身体にもその動きが反映されるのである。
そして、このシステムを使ったシーンがとても面白い。
劇中、車に乗りながらゲームを操作するシーンがある。
車の揺れでバランスを崩し、これがまたなかなかうまくいかないもどかしいシーンなのだ。
そうした、VR世界に留まらない話の広がり方をするのも、この映画の特色の一つだろう。
オタクの心をくすぐる演出
私のこの映画を、「オタクが本気出して作った映画」だとも思っている。
最近だと、『パシフィック・リム』がその系統だけど、今作はそれとはまた違う。
あちらは、怪獣映画や特撮のあるあるが。
そしてこちらには、ゲーム世界や作品ネタでの様々なあるあるが散りばめられている。
重課金で生活が苦しくなるなんて話題も、
笑えないのだがちょっとくすっと来てしまう。
そしてなにより、終盤の展開が”それっぽくて”もう堪らないのである。
ネタバレになるので言わないが、そうなるだろうと思いつつ。
でもやっぱりそうされると「ずるいよなぁwww」となってしまうような。
そんな、素敵なサプライズを用意しているのだ。
〆
本作を最大限に楽しめるのは、往年のスピルバーグの作品のファンやゲーム好き。
あとは、VR世界に興味を持っている若い人たちかもしれない。
ゲームというのは大分一般的になってはるが、
一般の人達にはまだまだ遠い世界かもしれないからだ。
けれど、そういった人たちには「こういう世界もあるのか」と。
そして私達のようなオタクには、「そうそう!こんな感じだよ!」「これやべー!」と。
そう思わせてくれるのが、この『レディ・プレイヤー1』である。
見に行って損はないこと請け合いなので、是非劇場でお楽しみいただきたい。
こんなお祭り映画、そうそうないよ。*6
※追伸1
ちなみに、本作の劇伴を担当しているのはアラン・シルヴェストリ御大です。
あのサウンドがもうたまらない。あぁ^~。
※追伸2
BTTFファンの押し売りになるかも知れませんが。
できれば、本作を見る前には『Back to the Future』をご覧になっていただけると。
より、本編を楽しむことができると思います。
ちなみに、BTTFファンの私はあのシーンやあのシーンで泣きかけました。
一緒に行った人いわく、「メスの顔をしていた」とのこと。
前者は監督作品。後者は製作総指揮としての関わりがある2作品。
個人的に大好きな作品。