今日から君も、地獄からの使者!スパイダーマッ!
どうも、青葉飛鳥です。
心療内科から処方されたお薬パワーで、
最近なんとかいろんなことに手を出そうという気力だけは沸いてきた私でごぜーます。
さて、そんな私が最近プレイしていたゲームがありまして。それがこれ。
『Marvel's Spider-Man』
PS4で発売されたゲームでして。
「米国で2018年9月に一番売れたゲーム!」とか、
「販売初週に12万本以上を売り上げ、品切れテンポが続出!」
というニュースがネットをかけめぐるなど、かなり話題の作品だったこのゲーム。
一応、プレイ途中の段階で記事は軽く描いてはいたんだけど。
お読みいただけましたでしょうか?
閑話休題。
実際、ツイッターなどでも
「面白い!いつまでも遊んでられる。」「ウェブスイングやってるだけで楽しい」
などなどの意見が多く見られた本作。
そのうえ、Amazonでは☆5評価が7割近くを占め、
さらにはユーザーレビューも500件以上など、かなり話題になった印象があった。
2か月前に
さて、なんでプレイ時期がズレたかも含め。
クリアした感想なんかもいろいろと書いていきましょうか。
なんで今更クリアしたの?
正しくはこう。「いつ頃からプレイしたのか」。
もともとこのゲーム、発売が9月7日。ちょうど二か月ほど前のことである。
本当なら当日夜からプレイしたかった、のだけれど。そこは社会人。
大学時代には、アンチャーテッドを発売日の夜12時から朝までプレイし、
ついでに大学をサボるというパワープレイをカマしたわけだけど。
今の立場だとそれは許されないよね。仕方ないよね。
それに加え。
二か月前といえば、私が職場での環境変化に戸惑っていろいろとあった時期なので。
その辺りは『仕事』『メンタル』カテを参照していただけるととてもありがたい。
というわけで。
端折って言えば、プレイする時間ができたから今更遊んだのである。
もともと、かなり期待値の高いゲームではあったから、
いつかはプレイはするつもりだった。遅かれ早かれというやつである。
良い点
スパイダーマンになれる!
今日からお前が!スパイダーマンだっ!と誰かが言ったわけではないけれど。
このゲーム、スパイダーマンのアクションとしてできることが多い。
もっと言えば、戦術の幅が広い。
シビルウォーの空港のシーンよろしく、派手に立ち回るもよし。
闇夜に紛れ、敵を一人づつ消していくもよし。
大抵、ほとんど敵がいなくなった時点でそれに気付かれて増援が来るんだけどね()*1
また、街をウェブでスイングしつつ、突如発生する犯罪の制圧などを行えるのも。
なんというか、すごい”スパイダーマンっぽい”。
というのも、僕の中でのスパイダーマンのイメージは、
フラっと夜の街をパトロールしているときに、たまたま暴漢に襲われてる人を見つけ、それを軽ーく助けてまたどこかへ去っていくというとかそんなものなのだ。
その点、このゲームはそれができる。もちろん、犯罪を見て見ぬ振りもできる。
助けなかったからとはいえ露骨なマイナスポイントがあるわけではないし、
逆に助ければプラスになる要素がある。
派手でかっこいい戦闘シーン
さて、今作は上でも書いたように様々な戦略をとることできるようになっている。
地上でひたすらインファイトするもよし。上を飛び回って敵をかく乱するもよし。
といっても、基本は肉弾戦なのだけれど。
このゲームでは、敵と一対一で戦うという場面が少ない。
そういった時に役に立つのがスパイダーセンス。
敵が殴ってきそうだったり、
銃を撃とうとすれば、弾道予測線で教えてくれる仕組みがあるのだ。
なので、戦闘中は
攻撃→よける→隙をついて攻撃→よける(ないしはガジェットを使う)→
の繰り返しとなる。
この点はよくも悪くもって感じで、使えるガジェットが一通りそろってきたり、
スパイダーセンスのスキルを解放させていくと雑魚戦が作業になりやすくなる。
もっとも、中盤からは”強い”雑魚キャラもわんさか出てくるようになるが。
また、派手といえばヴィラン戦も見逃せない。
特に、1対2で戦うようなシーンでは、映画ばりの立ち回りと脳の回転を要求される。
どのヴィランとのシーンかは伏せるが、その時の私の脳内は
「あーえっとこいつが今こっち飛んでるからとりあえずこいつは攻撃を避けることにだけ専念してもう一つの方にダメージを与えてとりあえず自分も飛び回りつつ様子うぃうかがって(ry」
という状態だった。
正直、スーパーヴィランと呼ばれるような連中を二人一度に相手にするのは難しい。
だからこそスパイダーマンになれた感が出るし、倒した時のやり切った度合いも半端ないのだ。
悪い点
難しい操作
この辺は前の記事と被ることがあるのでご了承いただきたいのだけれど。
いろいろと取れる選択肢があるということは、自分でどれを選ぶか決める必要がある。
それを、敵がこちらに銃口を向けているときに*2、今殴りかかろうとされているときに。
避けるか、反撃に出るか、それとも便利アイテムを使うかを瞬時に決めないといけないのである。
また、スパイダーマンというヒーロー故。地上も、空中も戦場になりうる。
特に中盤以降は、宙を舞う強めの雑魚が出てくる。
雑魚戦でさえ、どう立ち回るかをしっかりと意識する場面も出てくるわけで。
多勢に無勢とはよくいったもので。雑魚は雑魚とはいえ、群れられると強いものだ。
一部ヴィランの掘り下げ不足
今作では、特に凶悪な敵”スーパーヴィラン”が6~7人出てくるが。
そのうち物語に深く絡んでくるのは2人ほどで、
そのうち一人は割と中盤以降になって出てくるのだ。
なので、感覚としては「え?お前がラスボス?」となる人もいるかもしれない。*3
なので、その2人に関しては幾度も接し、ないしは戦う機会もある。
そのほかのヴィランに関してはイベントも用意されているが、
いかんせんラスボスの駒としての印象が強い。
もっとも、インパクトはあるし記憶には残る。
戦闘シーンも派手だし楽しいし良いのだけれど。
それにしてももうちょいほしかったなぁと思う部分は否めない。
〆
良質なアクションゲーム
いろいろな戦略が取れ、洗練されたアクションもあり。
オープンワールドをストレスなく*4自由に移動でき、そもそも移動自体が楽しいときた。
戦闘シーンも適度な歯ごたえで。
一部単調になる場面もあるが、ヴィラン達との手に汗握るまさしく映画のような派手な戦闘を体験できる。
加えて、ただ戦闘をすることだけがこのゲームの醍醐味ではない。
人命救助をしたり、謎の敵からの試練を受けたり。人探しをしたり。
ただのお使いミッションにとどまらないやりこみ要素も豊富にある。
そんな意味で、この『Marvel's Spider-Man』は良質なアクションゲームだと私は断言できる。もっとも、ある程度アクションゲームに慣れている人にとっては、だが。