兼業Pのカタコト語録

デレマスの、エンタメのことや想いやもやもやを文字にする場所。

お題「今年一番記憶に残った本といえば?」、のお話

 どうも、青葉飛鳥です。

またまたマイお題から。いやぁ、書きやすいお題が多くてとてもうれしい…

お題はこちら!

お題「今年一番記憶に残った本といえば?」

 

 今年どんな本読んだかなぁ…

 

 よろしければ最後までお付き合いくださいませ。

 

 

 

前提として

 まず大前提として。

今年の9月以前。つまり病み始める前に読んだ本の記憶はほぼありません。

というか多分数冊も読んでないんじゃないかなぁ。

 

仕事が忙しかったり、時間がなかったり。

読書より音楽、音楽よりゲーム、ゲームより遊園地。

な日々が続いていたためだと思われます。

 

 というわけで、今回選出するのは病んで以降。

つまりは10月以降に読んだ本になります。

二つくらい紹介してみましょうかね。

 

 

『天久鷹央の推理カルテ』シリーズ

 今まで医療モノの作品といえば、『フラジャイル』や『コウノドリ』、

『DMAT』なんかを読んできた私ですが。

思えば小説という媒体で医療関係の作品を読んだことはなかったなぁと。

そんな中で出会ったのがこちら。

『天久鷹央の推理カルテ』

天久鷹央の推理カルテ (新潮文庫nex)

天久鷹央の推理カルテ (新潮文庫nex)

 

 

 童顔で低身長でかわいい大人のレディー()である天久鷹央先生が、

いろいろな難事件を解決していくシリーズ。

推理カルテと書いてある通り、事件のトリックなどには病気や薬。

病院事情なんかといった医療系のネタが盛り込まれています。

 

正直、その辺さっぱりわかんなかったですけどね!

いや、『フラジャイル』とかもそうなんだけど、

出てくる病気というか症例が聞き覚えなさ過ぎて…

もともと医療の勉強なんかしてるはずもないので、全然わからないんですよね。

 

 とはいえ、そこら辺の解説はキチンと物語内で行われるので、

そこのあなたも今すぐ楽しめます。

楽しみ方としては、『咲』みたいなノリになるのは否めませんが。

 

 ただ、この小説なにが面白いって登場人物が魅力的なんですよ。

メディアワークス文庫という。

ちゃんとした小説とラノベの中間みたいな作品を扱っているレーベルから出ている作品というせいもあるのか。主要な登場人物が割とみんなキャラが濃いんですよ。

なので、ミステリーを追う前に、まずそのキャラについてというか。

成長とか、挫折とか、そういった部分でも楽しめる医療モノでした。

 

 

スーパーカブ

 タイトルがタイトルだからって、別にカブが変形するわけじゃありませんよ?

これは、バイクに全く縁のなかった女の子が、

世界でもっとも親しまれているバイクと出会うお話。

スーパーカブ (角川スニーカー文庫)

スーパーカブ (角川スニーカー文庫)

 

 

 なんでこの作品が記憶に残ったかといえば、その訴求力というか表現力というか。

わたしもカブに乗っていた時期がありますが。

その時期というか、バイクに初めて乗った時のワクワク感。

それを鮮明に思い出させてくれるような小説なんですよ。

 

 バイク乗りあるあるもそうですし。

なにより、新しい世界へ飛び出していくその新鮮な気持ち。

そういったワクワクドキドキが、この小説には満ち満ちてるんです。

 

 カブやバイクに乗ったことがある人はもちろん、そうじゃない人も。

老若男女、ワクワクさせてくれる。「ああ、こういう感動あったなぁ。」

って思わせてくれるそんな作品。それがこの『スーパーカブ』です。

 

 というわけで、

一番記憶に残ったとかお題に書いてあったのに2作品の紹介となりました。

 

 最近読んだ本って記事に使うネタが減った感はありますが…

マイお題はいろんな方に見ていただけてるようなので、

好きな作品を多くの方に知ってもらえる喜びに比べてばどうってことないですね。

 

 今年もあと2週間ないんですね。

それまでに、また面白い本と出会えたらいいなぁ。

もちろん来年もですが。

沢山読むぞー!