今日は遺品整理と写真、についてのお話。
こんなタイトルだけど話は全然重くないよ。
なんせ、中身は回顧録でも懐かしみでもないからね。どちらかというと、いつもの愚痴に近い何か。
よろしければ最後までお付き合いくださいませ。
一
両親が他界したのはもう何年前だろうか。
本人たちの声を思い出せないレベルには昔の話。
その時はいろいろとわちゃわちゃしていて、遺品整理なんてほとんどできなかったわけで。
衣服や靴や装飾品。
そういったスペースを取るものは、式が終わって1~2ヶ月してからやっと片がついたような感じだった。
そんな状況では、親の残したものは(言い方は悪いが)よくて置物、悪くてゴミ同然なわけだ。
実際、物持ちの良い人達だったからかなりの荷物がまだ家に残っていた。
いや、言い直そう。あの親は物を捨てられない人たちだったのだろう。*1
ということで、今になっていろいろと遺品整理をしているわけだ。
二
で、明らかなゴミやもう使わないであろう家具なんかは心置きなくポイッと出来るんだけど。実は、あるものが大量に残されていたんだ。
そう、写真である。
物置部屋の棚を二列、下手したら他の場所も若干侵略しているレベルで多くの写真があった。
枚数にしたらいくらなのかカウントをしたくもないが。
200枚以上入るであろうファイルが10以上はあったので、下手したら2000枚か。
もしくはそれ以上か。
SEKISEI アルバム ポケット フォトアルバム 高透明 Lサイズ 240枚収容 L 201~300枚 ブラック KP-240
- 出版社/メーカー: セキセイ
- メディア: Camera
- この商品を含むブログを見る
スペースを食う関係上、ガサッと捨ててしまいたいのだけれど、そこは思い出の品。
親や自分の若き頃の姿がたくさん写っている。
それを簡単に捨てられるほど、私も鬼ではない。*3
三
だけど、それをどうにかしないと収納スペースが増えない。
というわけで、次のような対策を考え、処分する写真としない写真を区別することにした。*4
・自分が生まれる前の時代の写真は基本的に捨てる。*5
・自分に関係のある写真は、7割型捨てる。*6
・自分が写っている写真は、5割ほど捨てる。*7
・親または自分に関するいくらかの大事な写真やビデオは、親戚に送りつける。
1~2つ目は、基本的に捨てられない自分に喝を入れて容赦なくゴミ箱へ放り込むわけだが、注目すべきは3~4つ目の考え方だと思う。
3つ目の考え方。これは、今後昔の自分を振り返る時の道具として使うものと割り切っての選択だったりする。つまりパートナーや、自分の子供や孫が出来た時に見せる用。
この際、パートナーや子供は私の親のことを知らない。という考えから一つ目の行動に至るわけになる。
4つ目は、捨てることと捨てないことの中間にある最大の折衷案。妙案だと自分でも思っている。
親戚も昔の写真が欲しいだろうし、こっちは処分したいしでWin Winなのである。
五
写真を整理していると、なにやら変なものもセットで出てくることがある。
私の親の結婚式や披露宴のしおり*8や、その際の写真はまだわかる。
だが、仲人でもなくただの招待客として参加したであろう挙式の写真やしおりまで丁寧に取っているのである。
ちなみに、両親が無くなる数年前までの段階でそうしたものに手を付けた記憶は一切ない。*9
結局、そうしたものを処分するのはその行事に縁もゆかりもない私なのである。
ちょっと勘弁して欲しい。
〆
というわけで、今日は遺品整理と写真の話。いかがだっただろうか。
この遺品整理、現在進行系で進んでいるのでなにか面白いものが出土すればまた記事にすることがあるかもしれない。
もっとも、本命の写真整理やどう処分したらよいかわからない昔の機械*10にかなり翻弄されているので、そんな体力はないかもしれないが。
さて、今日はもう寝ますか。
疲れた身体と深夜作業にはこれが効く。
人によっては魔剤でもいいかもしれない。