『ハラハラドキドキの展開!二転三転するストーリーにもう興奮が止まらない!』
そんな映画がいいと思っていた時期が、私にもありました。
青葉飛鳥(19??~20??)
というわけでどうも、青葉飛鳥です。
今回は、『疲れる映画』のお話。*1
そう聞いて、各人いろいろと思う所があるかもしれません。
よろしければ、最後までお付き合いくださいませ。
というか、2017年最後の記事がこんなんでいいんだろうか?
煽り文句が気になる
冒頭で書いた文章は、実際に使われたキャッチコピーでもなんでもない。
私が1分ほどで考えた適当なもんである。
とはいえ、そういった類のものを見たことはあるんじゃなかろうか。
正直、こういった煽り文句はあんまり好きではない。
それ自体がネタバレのようなものだし。
そしてもう一つ。
こういった煽り文句があると、それを意識して鑑賞しなければいけなくなるからだ。
伏線が多いと見てると辛くなる
さて、そういった逆転劇や二転三転する映画っていうのは、得てして伏線が多い。
きちんとしたものから、画面に一瞬ちらっと写るようなものまで。
最後の大逆転の手がかりになったりする。
で、映画をある程度見ていると、「これは伏線だな。」とか、
「これはどんでん返しがある映画なんやな」等々なんとなくわかってしまうのである。
なので、意識しなくてもいちいち伏線を拾ってしまうので、それを頭の中で整理するのにまず疲れる。
そして、上で書いたように”最初からどんでん返しが起こることを前提に見ている状態”だと更に疲れが増すわけである。
なんでこの話題で書こうとしたか
理由は簡単。
今年見た映画で、そういった展開のものがやけに頭に残っているからである。
パッと挙げるなら、『スクランブル』と『アトミックブロンド』がそれにあたる。
この2つの映画、種類は違えどそれなりにどんでん返しの多い作品なのだ。
スクランブルは基本的にアクション映画なので、そこまで難しい伏線やオチがあるわけではない。
どちらかというと、『どんでん返しのシーンで驚き、種明かしは軽く軽快に』という感じ。
アトミックブロンドに比べて、比較的頭を使わずに見れる映画である。
とはいえ、よーく見るとそれらしきシーンがちらほらと現れる。ので、そこに気がついてしまうともう頭がそれを探すモードに入ってしまう。
アトミックブロンドは、全体的に伏線のオンパレードだ。
主人公はおろか、味方や敵、ストーリーの展開に至るまでかなりの数のどんでん返しが用意されている。
真相を明かされれば「ああ、なるほど」とはなるが、その後にもとんでもない”オチ”が用意されているわけである。
この映画も、そんあシーンが多いので、まぁ疲れる疲れる。
ハッピーエンドが正義、とはいわないけれど
ちょっと最近、その手の作品多くないですかね。
家でならいいけど、映画館で見るとなれば集中力も体力も必要になる。
最初からそういう作品だとわかっていても頭を使う。
そういう作品だと気がついた時点でスイッチが入り頭を使う。
どちらにせよ、私にはクリーンな気持ちでその手の映画を見るのは無理なのかもしれない。*3
〆
散々書いてきたけれど、別にこの手の映画が嫌いなわけじゃない。
伏線を重ねてのどんでん返しは、とんでもないカタルシスを生み出すのもまた事実だ。
結局はバランスなんだと思う。1ヶ月に2~3本見て、全部がそういう映画だったら辟易してしまうだろうけど。頭空っぽで見れる映画を続けてみたあとにこういう映画を見たなら、脳トレのような気持ちで楽しめるのかもしれない。
さて、来月1月5日には頭からっぽで楽しめそうな映画が公開するみたいなんで、
ひとまずはそっちに注力してみますかね。
というわけで、みなさん。良いお年を。
青葉 飛鳥
※
実際、みなさんにも疲れる映画ってあるんですかね?私!気になりまs(ry
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