どうも、青葉飛鳥です。
今回は、私の大好きなテーマパークの話。
(住んでる場所さえ近ければ、裏方で働きたいレベル。)
遊園地とテーマパークは違うの?
と言われたら正確な回答はできないのだけれど。
ただそれは、私の行ったことのある遊園地が、
おおよそ世間ではテーマパークと呼ばれる場所だったというだけ。
そんなテーマパークは、たくさんの人に愛されている。そして、もちろん私も。
自分の頭で、人の言葉で。それはなぜかを考えてみたいと思う。
非日常がある
一歩足を踏み入れれば、そこは立派なお城が見える素敵な世界。
はたまた、かわいいかわいい妖精さんがいる幸せな世界かもしれないし。
スリルと興奮と火薬の匂いにまみれた、かっこいい映画の世界かもしれない。
普段は映画やゲーム、アニメといったメディアでしか見たことのない世界が、
目の前に広がっている。実際に触れるというそれは。
まさに、現実世界に広がる非日常というほかない。
目の前にある感動は何度行っても薄れるものではない。
そんな非日常を目の前にすれば、嫌でもテンションがあがる。
そして、日ごろの嫌なことそっちのけで、”夢の世界”に没頭できる。
安全なスリル
こうしたテーマパークのゲストのテンション。
もとい興奮を維持するには、アトラクションや魅力的なショーが必要になる。
そして、そういったことに共通しなければいけないことがゲストの安全面である。
滝つぼからまっさかさまになって濡れて喜べるのも、
スーパーマンの体勢で30m近く落とされて安心して叫べるのも。
すべて安全面での対策がしっかりと取られているからだ。
例えば、東京ディズニーリゾートでは行動基準として”4つの鍵”というものがある。
この中で、”安全”という項目が一番上に来る。
有名な話だが、東日本大震災の時にお土産用の食品や毛布、段ボールなどをゲストに配布したという行動も、これに照らし合わせれば納得がいく。
こうした安全が徹底されているからこそ、我々は安心して楽しめるのだ。
かわいいキャラクター達
ディズニーにしろ、ユニバーサルにしろ、サンリオにしろ。共通するものがある。
それは、それぞれのテーマパークに着ぐるみないしかわいいキャラクターがたくさんいることだ。
ぬいぐるみやアニメで見たことのある彼らが、目の前を歩き、あまつさえ抱き着くこともできる。
ポムポムプリンなんか、抱き着こうとしても手が後ろまで回らないの本当にかわいい。
ゴーストキティーさんとかもう動きが気持ち悪くてかわいい。
閑話休題。
ともあれ、各テーマパークにいるキャラクターはそれだけで私たちをそこに来させたくなる魅力がある者たちばかり。
しかも、そんなキャラクター達が歌い、踊り、戦ったりするショーなんかも行われているんだからこれまた面白い。
また新しい魅力に気付けるそういったショーは、これまたリピートする要因になる。
後日記事にするとは思うが、
サンリオピューロランドの『KAWAII KABUKI』は必見である。
感情の開放
渋谷のハロウィーンをご存じだろうか。
こう書くと、まるで血染めのユフィとか灰色のクリスマスみたいな響きになるが。
実際それと似たようなものだろう。もちろん、いい意味ではない。
人が軽トラを横転させ、電柱に登り、ごみを捨てまくり、ナンパにいそしみ、
他の人の迷惑を考えずにスクランブル交差点でハイタッチする。
常日頃からこういった迷惑な人間も交じってはいるだろうが、
その大半は、恐らく日頃はそういった感情をきちんと隠せている人間だと思うのだ。
それが、様々な要因が重なって、ハロウィーンの日に大爆発する。
我々日本人は、常日頃からの鬱憤晴らしや感情の開放が下手なのだ。
だから溜まる、嫌なものが。濁ったものが。ソウルジェムが…濁って…
テーマパークは、そんなたまった不純物を、感情を解放させてくれる。
ストレス解消の手助けをしてくれる場所であると私は考える。
好きなキャラクターに抱き着き、ジェットコースターで叫び。
普段は着ないようなおしゃれをして、頭にカチューシャをつける。
大きなぬいぐるみを抱いて歩いていたって、誰も何も思わない。
それが当然とまではいわなくても、だれも違和感を感じない場所であるからだ。
〆
テーマパークは人を笑顔に、国に活力を与える場所。というようなことを言っていたのは果たしてだれだったか。
この発言はものすごい的を得ていて、経済的なお金のことだけではなく。
ゲストの精神的満足度にも言及されている点が興味深い。
ともあれ今回は、精神的な満足度の面からの話がメインになったような気がする。
人々は、本当の自分を解放できる場所を求めて。
明日もまた、テーマパークにやってくるのかもしれない。