兼業Pのカタコト語録

デレマスの、エンタメのことや想いやもやもやを文字にする場所。

作詞作曲が担当プロデューサー!?『ヒトトキトキメキ』、のお話

 どうも、青葉飛鳥です。お久しぶりでございます。

 

 さて、今回の記事はシンデレラガールズの楽曲紹介。

いつものあれです。好きな曲を好きなように紹介するアレです。

それなりに好評なようなので、

そのうち古い曲も引っ張りだしたりしてみたりもしたいですね。

 

 よろしければ最後までおつきあいくださいませ。

 

 

 

 

 

十時愛梨のソロ2曲目『ヒトトキトキメキ』

 さて、今回の曲はこちら!


【楽曲試聴】「ヒトトキトキメキ」(歌:十時愛梨)

 

「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT M@STER 25」

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER 25 Happy New Yeah! 

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER 25 Happy New Yeah! 

  • アーティスト: 歌:島村卯月(CV:大橋彩香)、渋谷凛(CV:福原綾香)、本田未央(CV:原紗友里)、佐藤心(CV::花守ゆみり)、三村かな子(CV:大坪由佳)
  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • 発売日: 2019/01/23
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に収録されている『ヒトトキトキメキ』になります。

歌っているのは、暑がりでおなじみの十時愛梨(CV:原田ひとみ)

ちなみに彼女、初代シンデレラガールでもあります。

 

 彼女のソロ曲は、デビューシングルとして2013年に発売された「CINDERELLA M@STER*1」の第3弾以来なので、6年越しのソロということになります。

 

 ちなみに。

彼女と同じかそれ以上の期間で、

CINDERELLA M@STERに次ぐソロ2曲目がないアイドルは一部例外*2を除いて存在していません。

 

 つまり、待ちに待ったソロ2曲目だったというわけですね。

どのアイドルでもそうだと思うけど(ry。

 

 

 作曲者の紹介

  というわけで、今回の楽曲の作詞作曲者を見ていきましょう。

担当されたのはこの方!

・作詞・作曲・編曲  山田真央樹

 

 はい、おひとりでの担当です。

 

 ところで、この山本さんなんですが。

デレマスPの中には聞き覚えのある方もいらっしゃるかもしれません。

というのもこの方、ドラマーです。プロのドラマーです。(大事なことなので(ry

 

 デレマス曲では、

・Star!!・いとしーさー・Flip Flop ・M@GIC・EVERMORE・Starry-Go-Round

・ハピガ・桜の風 etc...

 

といろいろな曲でドラムを担当されています。

いろいろなって書いたけど、こうしてみると結構錚々たる楽曲ばかり。

 

デレステなんかをプレイしていれば、

この中の一曲は聞いたことがあるんじゃないでしょうか。

そのドラムを叩いている方が、この『ヒトトキトキメキ』を書いたわけです。

 

  ではなぜそのドラマーがデレマスに、十時愛梨に曲を書き下ろすことになったのか。

それは、彼がデレマスP。

しかも、十時愛梨の担当Pだからという大きな理由があります。

 

 この辺は、ご本人がブログで詳しくかかれているのですが。簡単にまとめると。

デレマス曲のドラムを担当する→「デレマスだと誰推し?」と聞かれる

→「十時愛梨Pです。」と答える。→「十時愛梨の曲、書ける?」

 

 という流れだそうで。

アイマスPがアイマス公式入り。

言い換えれば、一種のシンデレラストーリーともいえるかもしれません。

 (男だとか、プロだから灰かぶりでもなんでもないだろとか野暮なこと言わない。)

 

 余談ですが。

別の界隈でこの方の名前を聞くことがちょくちょくあるんですが。

「我々は山本真央樹ではない」という迷言がございます。

気になる方は調べてみてくださいまし。

 

 

 楽曲紹介

  1曲目のソロ曲『アップルパイ・プリンセス』は、

イントロのブラスが印象深い明るく軽快な楽曲で。

 

歌詞も、彼女が少し行動力のある18歳の明るい女の子であるということを強く意識させたうえで。

その一方、趣味のケーキ作りに関するワードをふんだんにちりばめた贅沢な一曲だった気がします。

「少し焦げた マイハート」

とかめちゃくちゃ美味い(上手い)言葉選びだなぁなんて思ったり。

 

だけど、そんな中でちょっとしたラブソング要素を詰め込んだりと。

たった一つの要素だけでは終わらない、彼女の魅力を表現していました。

 

 そして今楽曲。

『アップルパイ・プリンセス』の時にあったブラス要素や軽快なドラム。

そういった要素はそのままに、

ストリングなども加わって若干大人しめな曲調になりました。

大人びたと言い換えればいいのか、彼女の成長ともとれるような。

そんな曲作りに作曲者のリスペクトを感じずにはいられないわけで。

 

 曲調や音使いのおかげで、前作よりはしっとり風味なんですが、

これでもBPMは恐らく今作の方が上なんですよね。

トントントンと軽快にリズムを刻んでいく前作と比べ。

音も増えて、シャッフルのようなリズムが加わり一層楽しい楽曲になったなと。

 

 そして歌詞で気になる点が一つ。

前曲、『アップルパイプリンセス』も今楽曲も、

ストーリーとしての歌詞が”朝起きるところから”スタートするんですね。

 

前曲は、

「何かありそうな 高いブルースカイ」から始まり、

「十時 目覚ましが鳴る やわらかな日差し」。

 

今曲は、

「朝日に照らされて 暑い毛布をひるがえす」

 

と同じようなシチュエーション。

そして、

「魔法がかかるような時間」というのは、

前曲の「十二時の魔法 解けないわ」「十時の魔法 永遠なの」

を意識してのものなんでしょうね。

 

 『エヴリデイドリーム』や『マイ・スイート・ハネムーン』のような。

作詞作曲者が同じで。

中の人が演奏にかかわっているようなパターンでも、

こういうこだわりというかリスペクト要素は見られるんですが。

(続編を示唆するような歌詞、前作の旋律をしれっと入れる等々。)

 

作詞作曲者が担当Pだとやっぱり熱の入りようが違いますね。

そう思わざるを得ないくらいの完成度の楽曲です。

(そういえばミリオンにも、担当アイドルの作曲他に絶対譲らないマンがいたような)

 

 初代シンデレラガール、十時愛梨の待望のソロ2曲目は。

担当Pのたくさんの愛と熱量の入った、まさに彼女の作るケーキやパイのような。

そんな素敵な一曲。

 

ただただ曲を楽しむもよし。

十時愛梨というキャラを演じきった原田ひとみさんに想いを馳せるもよし。

うわ、あの変態プログレ書いてる人こんな曲も書けるのか、と思うもよし。

 

 曲自体も、それができるまでの過程も思いも。

一曲で一味も二味もおいしい。そんな一曲。

 

 おすすめです、ぜひ聞いてみてください。

 

 

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER 25 Happy New Yeah! 

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  • アーティスト: 歌:島村卯月(CV:大橋彩香)、渋谷凛(CV:福原綾香)、本田未央(CV:原紗友里)、佐藤心(CV::花守ゆみり)、三村かな子(CV:大坪由佳)
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追記※

近況報告

 

 退社に関する書類手続きはほぼ完了しました。

保険や年金の切り替えも終わり、

とりあえずめんどくさいものはあと一つを残すのみです。

 

 ちなみに、この曲を聞いた時の第一印象は

「やけにドラム主張してくるな。」でした。

上にも散々書いたけれど、

担当Pがドラマーで作詞作曲するならそれくらいの越権くらいいいよね。

というかこのちょっと主張強めなドラムが全体をうまい具合に締めているまである。

 

*1:ソロ曲シリーズ

*2:ソロ1曲目がリアレンジされた高垣楓。アニメでの挿入歌がなんかもうCINDERELLA M@STER扱いになりかけててそもそも1曲目がない木村夏樹