東京ディズニーリゾート公式アプリ＆デジタルファストパスを使ってみたよ！、のお話

　どうも、青葉飛鳥です。

　今回は、

先日大きなアップデートが入った『東京ディズニーリゾート公式アプリ』と

『デジタルファストパス』を使ってみた感想のお話。

　よろしければ、最後までお付き合いくださいませ。

簡単まとめ

公式アプリ

・このアプリ一つでいろいろなことができるようになったよ！

 

デジタルファストパス

・（おそらく）園内ではどこからでもファストパスを取れるようになったよ！

・スマホでファストパスが取れるようになったよ！

東京ディズニーリゾート公式アプリ

　というわけで、まずは先日大きなアップデートが入ったアプリの方から。

www.tokyodisneyresort.jp

このアプリでは何ができるのか、少し書き出してみましょう。

・園内の各種施設の場所確認（マップ替わり）

・各アトラクションの待ち時間の確認

・ショースケジュール確認

・アトラクション等の休止施設情報

・ファストパスの発行

・ショー抽選

・レストランの予約

・ホテルの予約

・バケーションパッケージの検討、見積もり

　園内でもらえる冊子タイプのマップ。有志が配信している待ち時間確認アプリ。

公式のショー抽選アプリ。公式サイトでの情報。

これらすべてが、

この公式アプリでできることになります。

　文字通りオールインワンといった様相で、

公式がこのレベルのものを出してきたことにかなりの気合を感る。

何か月か前の電子マネー対応といい、今回のアプリといい。

いい勢いで着実にデジタル化が進んでいる。

（正直、電子マネー対応に関してはちょっと遅い気がしなくもなかったけど。）

実際に使ってみて

　いやあの、めっちゃ便利です…ありがとうOLC。

例えば、今まではTDRに関するいろいろな情報を調べる場合、

いろいろなアプリを起動しては探し、起動しては探しの繰り返し。

例えば、

待ち時間を調べよう→有志制作のアプリ、ないしは公式サイト＆アプリで時間確認。

ショーの抽選をしよう→ショー抽選のアプリを開いて抽選。

丸一日遊んで疲れたし、今日はホテルを取ろう→公式サイトや比較サイトで予約。

となっていたのが。

待ち時間を調べよう→公式アプリでどうぞ

ショーの抽選をしよう→公式アプリでどうぞ

ホテルを取ろう→公式アプリでどうぞ

となったわけで。

これを便利といわず何と言おう。

デジタルファストパス

そして、その中でもとりわけ便利なのが、

ファストパスを取れるようになったという点。

　*1入場してすぐに、遠くにあるアトラクションのファストパスが手軽に取れるのは嬉しい。

このシステム、目新しいように見えるけれど。

実際はショー抽選のシステムをファストパス用に改良応用したのだと思われます。

　アプリでファストパスをゲットして、

使うときはQRコードを表示してそれを読み取らせる。

そして、アプリが使えない場合は（おそらく）パスポートのQRコードでも可。

そしてこれに付随しているのが、時刻の重複に関する表示。

つまるところ、

「あなたはこの時間のファストパスを取ろうとしているけど、

すでに取得したこのファストパスや、このショーの時間と被っているけれど大丈夫？」

と教えてくれるのである。

ファストパスをどのタイミング取らせるかを委ねていると言える、

非常にユーザーフレンドリーな機能だと言える。

気になった点

アプリの出来

　こうしていろいろなことが出来るようになったアプリだけれど。

公式アプリの宿命か、実は操作した時の感触があまりよろしくない。

これはあくまでも個人的な感想なんだけれど、

・多少もっさりする

・反応が遅れるとか

・いろいろと詰め込みすぎてどう動かせばいいかわからない

と思ったことがあった。

特に、反応が遅れる（場合によっては反応しない）というのは特に気になる点で。

「ファストパスを出さなきゃいけないのにアプリがうまく反応してくれない」

「QRを表示する際に輝度が自動で上がるが、画面に触っても暗いまま反応がない」

といったことがあった。

　とはいえ、大きな不満といえる不満はなく。

(不特定多数の種類のスマホを相手にした)公式アプリにしては、

よくできていると思われる。

演出過多

　これはショーの抽選が取れなかった私の逆恨みに近いので、

読み飛ばしてもらって構わないのだけれど。

ショー抽選を行う際の演出が気になった。

一言でいうと、「ガチャかな？」

以前のショー抽選アプリでの演出は、

「抽選を開始します」→タッチ→残念 or おめでとうございます！

とさらっと表示されるだけだった。

しかし新しくなった公式アプリでは、なぜか３Dモデルで描かれた帽子が動き。

抽選に失敗した場合はストンと落ちて、帽子の先を曲げて「残念」と表示される。

ここに気合入れる必要ありましたか…？

公式としてはコミカルにがっくり感を表現したかったんだろうけれど。

なんか、以前よりもはるかに煽られてる感がしてなんかこうむかむかっとした。

はい、完全に引き弱なわたしが悪いだけですごめんなさい。

 

〆

　冗談抜きで、スマホだけでTDRを楽しめるその時が来たんじゃないか。

チケットの購入から園内での買い物。そして今回のファストパスの発行。

ついにすべてがスマホだけでできるようになってしまった。

　国内最大級のテーマパークとして。こうしてより便利に、より快適になっていくのは一ユーザーもとい一ゲストとして非常にうれしいところである。

　23日からお披露目されるソアリンや、

ハンガーステージでの『ソング・オブ・ミラージュ』。

数年ぶりのキャッスルショーである『オー・サマー・バンザイ』など。

　夏の大きな盛り上がりを見せる中でのこのアプリとシステムの登場は、

TDRにとって大きな追い風になることは間違いない。

　TDRが好きな人は、このアプリを使わない理由はないんじゃないだろうか？

もっとも、それは期待以外にもある。

それは、だれでも入園してすぐにファストパスが取れるということで、

人気アトラクションのファストパス競争が静かに激化するのではないかという懸念だ。

そういった意味でも、しっかりとTDRを楽しみたい人は、

このアプリを入れておいた方がいいかもしれない。

もっとも、今は試験運用中で本番は23日から。

正式に、多くの人に使われるようになってからでないと、

こういうものはどう転ぶかわからない。

　ともあれ、『変化がある』というのは嬉しいもの、期待すべきもの。

今後がどうなるのか非常に楽しみだ。

*1:公式のアナウンスでは23日からとなっているが、実際は17日からシステムは稼働してました。