兼業Pのカタコト語録

デレマスの、エンタメのことや想いやもやもやを文字にする場所。

お題「就活」就活に失敗したよ、のお話

 どうも、青葉飛鳥です。今回はお題からこちら。

お題「就活」

 

 思えば、私は就活に失敗した人の方でしたね。結果的に。

 

ということで。

そんな自分の失敗を思い出しつつ。

今後行うであろう転職活動についてに参考にするとしましょう。

 

 あ、これから就活するような人たちにも参考に…

なるかはともかく。

「そうか、こういうことやるとこうなるのか」

くらいに読んでいただければ幸いです。

 

 

 

さかのぼること学生時代

 クズでした。ええ。クズでした。

 

 親の言う通りになんとなく大学に行き、とりあえず入れる学部に入り。

特に専門性が身につくわけでもない学科に入り。適当に講義を受け。

 

まぁ一言でいうならクズでした。

 

 その結果がどうなったかというと、

4年の最後のタームまで、

週のコマ数上限まで講義を詰め込むというカツカツ具合

世間の、

「3~4年生になったら遊べる遊べるwww」

という姿からかけ離れていました。

 

ちなみにその時点で、落単が許されるのは3講義。

 

 就活のために、なんとか丸一日空きの日を作り。

その日や休日に面接や説明会をぶち込むという生活を送っていました。

 

なので、余裕なんてこれっぽっちもなし。

私は別に頭も要領も良くないので、講義をこなすので精一杯。

 

 学業自体に余裕がない状態で始まった就活。

いえ、言い方を変えましょう。

学業に余裕がなくても、もっと早い段階から準備をしておけばよかったのです。

 

 

何がしたいかわからないままに始めた就活

 余裕も、そしてなんの準備もないままに就活の時期が始まりました。

とりあえず、一度は大きなイベントに参加してみたり。

就活サイトに登録して、いい企業がないか探してみたり。

 

当然いい企業なんて見つかるわけありません。

何がしたいか決まってないんですから。

 

 そこで、当時の私は自分の取れる(取れそうな)選択肢や候補から、

狙う会社を絞っていくことにしました。

 

 

選択肢を絞る

 まず一つは、とりあえず何がやりたいかを”決めて”みることにしました。

件のUSJの本を読んでいたことや、経営ゲームをプレイしていたもあって。

当時の私はマーケティングなどの仕事。

または、自分の頑張りで数字が大きく上下する仕事に興味がありました。

 

 そしてもう一つは、自分の知っている企業であること。

お世話になったことがある、利用したことがある企業であること。

 

上記両方が噛み合う企業に狙いを定めました。

 

 理由は3つ。

 一つは、仕事にやりがいを求めていたから。

数字を取るというのは言い換えればノルマですが、

見方を変えれば一番目に見やすい結果であると言えます。

 

頑張った分だけ結果が出る。そしてモチベーションにつながる。

そして、上に登って大きな決断をして。もっと大きなお金を動かす。

それが夢 でした。

 

 2つ目は、候補に入れる企業の数を減らすため。

就活サイトを見ると、同じような条件、同じような会社が山のように出てきます。

もちろん、土地によりその数はまちまちですけどね。

 

 そして、その候補の数を減らすことが、

次の3つ目につながると考えたわけです。

 

 最後は、企業研究の時間を減らすため。

エントリーする企業の候補が減れば、

面接や入社後のための企業研究の時間も当然ながら減るわけで。

 

 これらの作戦は功を奏し、3つの企業にエントリーをしました。

 

 

塾、バイク屋、そしてスーパー

 そうして私がエントリーしたのは、

・大学生時代にアルバイトをしていた塾

・中古バイクを購入したバイク屋

・日常的に利用するスーパー

の3つ。

 

 塾は、子供が好きだったのと、アルバイト時代の経験が使えると思ったから。

バイク屋とスーパーに関しては、上に書いた通り。

どちらにせよ、自分の頑張りが数字として明確に出てくる点は変わりません。

 

 そして、この3つの企業にエントリーしてどうなったかというと。

塾→途中で選考辞退

バイク屋→最終面接で落とされる

スーパー→内定を勝ち取る

 

 塾の選考を辞退した理由に関しては、簡単に言うと

「人事がウザかったから。」。

 

「自分の個人的な時間と身銭を切って、こんな結果を出したんだよ!」

ということをやたらと主張してくる方でして。

当時の自分は、

「仕事にまじめになるのはわかるけど、そこまで熱を入れるのはあり得ない」

という考えで。

そんな熱血人間の下で自分は働けない、という思いからの辞退でした。

 

  バイク屋の最終面接はなんだったか。

ああ、4人1チームくらいの討論からの発表でしたね。

私が一番苦手とする部類のやつです。はい。

 

そういった集団行動は学生時代から避けがちでしたし。

思えば講義内での討論も寝たふりして過ごしていた記憶しかありません。

そもそも、人と話したり接したりするのは、好きですが苦手です。

 

あれ?なんで人付き合い苦手なのに接客業を…?

 

 

理想と現実のズレ

  人付き合いが苦手でも、話すのが苦手でも。

頑張ればできると思っていた。うまくなれると思っていた。

 

 1年も現場に出れば、接客にも慣れて気遣いとかできるようになって。

ある程度使える人間になれると思っていた。なりたかった。

 

結果、1年持ちませんでした。

 

 そもそも、得意じゃない事を得意にするのには、

かなりのエネルギーと時間がいるわけで

 

でも、甘ちゃんな私にはその部分が足りなかったと。

今回のことで、そのことが露呈した形になりました。

 

 そういえば、ある人に言われた言葉がありました。

「やりたいことじゃなくて、やりたくないことをまとめてみるのはどうだい。」

 

それを踏まえて考えると、一つ気が付いたことがある。

それは、面接を受けた仕事って、自分のやりたい仕事じゃないというか。

むしろやりたくない部類に入る仕事じゃないか?ということ。

 

 やりたくない仕事で、初めから得意でない仕事。

こういうのを、世間では高難易度ゲーというんでしょうか。

そして、私はそのゲームをクリアすることはできなかった。

 

 

もしやり直せるのなら

 時間が欲しい。勉強をきちんとしておけばよかったとか以前に。

もうちょっと、自分について知る時間が。

哲学の講師の方が言っていた「自分と仲良くなることが大事。」という言葉。

今ならなんとなく、意味が分かる気がする。

 

 あの時、自分のやりたくないこと、してみたいこと。

得意なこと、不得意なことをもうちょっとちゃんと理解できていれば。

こうはならなかったではないか。

 

 もちろん、これは今だから言えることで。

もしかしたら、うまくいくルートもあったのかもしれない。

でも私は、そのルートへの選択肢をこの会社では取れなかった。

 

 

 次は

 少なくとも、もう接客業や販売業に携わることはないでしょう。

バイトをしていた経験のある塾に関しては、

糊口を凌ぐためにやらせてもらう機会はあるかもしれませんが。

 

 

  やりたいことではなくても。

やりたくないことは避ければ幾分かマシな未来へ進めることでしょう。

多分。maybe。perhaps。きっと。

 

さて、次の未来のためにいろいろと頑張りますか。

 

 

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

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